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電動車両の開発

日産では、これまで蓄積してきた技術を活かし、クルマ走行時のCO2(二酸化炭素)排出量をゼロにすることができる「電気自動車」や「燃料電池車」の開発と普及に努めていきます。

電動車両の必要性

日産は、新車のCO2排出量を2050年までに2000年比で70%削減するという長期目標を掲げています。70%削減を達成するためには、2050年時点で販売車両の半数以上を「電気自動車」や「燃料電池車」などの電動車両にする必要があると試算しています。

日産の長期的な電動車両導入の目標

  • 電気自動車(EV:Electric Vehicle):モーターと電池が動力源。
  • 燃料電池車(FCV:Fuel Cell Vehicle):水素と酸素からなる電気エネルギーが動力源。

いずれも走行時に、CO2や排出ガスを出さないクリーンなクルマ。

  • ハイブリッド車:ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走行するクルマ。
  • プラグイン・ハイブリッド車:家庭用電源からも充電可能なハイブリッド車。

電気自動車の開発と普及

日産では、1960年代から電気自動車の開発を進め、これまでに数多くのクルマを発表・発売してきました。今後は、充電設備などのインフラ整備を他業界と提携して推進し、2010年までに実証実験を行い、同年の早い時期に新型電気自動車を投入する予定です。


PIVO2

2007年の東京モーターショーで発表された次世代電気自動車のコンセプトカー「PIVO(ピボ)2」。


Mixim

2007年のフランクフルトモーターショーに出展されたスポーツカータイプの電気自動車「Mixim(ミクシム)」。


でんきキューブコンセプト

2008年のニューヨークオートショーに出展された「でんき キューブ コンセプト」。現行のキューブをベースに作られた電気自動車で、コンパクトリチウムバッテリーを搭載。
また、ルノーとのアライアンス(協働)により、世界的な電気自動車の実用化に向けてのインフラ整備も着々と進めています。

世界的なインフラ整備の一例

電気自動車の交通インフラの世界的な拡大に取り組む「プロイジェクト・ベター・プレイス社」と提携。同社は、イスラエルとデンマークの全土において充電スタンド網を建設・運営し、2011年に電気自動車の利用が可能になる予定。これに向け、ルノー・日産アライアンスは電気自動車を提供する。

燃料電池車の開発

日産の燃料電池車には、これまで培ってきた電気自動車のリチウムイオン電池や強電システム、ハイブリッド車の制御技術、圧縮天然ガス車の高圧ガス貯蔵技術などを活かしています。
日産では、クルマとしての扱いやすさを維持しながら、環境性能、省エネルギー性能に優れた燃料電池車の実用化を目指し、開発に取り組んできました。2005年には、「X-TRAIL FCV」でガソリン並みの走行距離および加速性能を実現するなど、燃料電池車の開発を続け、日本において限定リース販売を行っています。
さらに2010年には、日産独自の燃料電池スタックにさらなる改良を加えた次世代型燃料電池車を、北米および日本で発売する予定です。


X−TRAIL FCV

ガソリン並みの走行距離および加速性能を実現した「X-TRAIL FCV」2005年モデル。

世界初、日産の燃料電池車がハイヤーに

2007年2月、日産は「X-TRAIL FCV」2005年モデルを神奈川県都市交通公社株式会社にハイヤーとして納品。燃料電池車によるハイヤー営業は、世界で初めての試みです。


ハイヤー仕様 X−TRAIL FCV

燃料電池車が世界で初めてハイヤーとして営業を開始。

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