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コンパクトリチウムイオンバッテリー

画期的なコンパクト化に成功


コンパクトリチウムイオンバッテリー


「日産リーフ」のプラットフォーム。リチウムイオンバッテリーをフロア下に設置し広い室内空間を実現

日産は1996年に、世界で始めてリチウムイオンバッテリーを車両に搭載しました。その豊富な技術蓄積と試乗データを基に完成したのが、薄型ラミネート型セル(電池)を採用した「コンパクトリチウムイオンバッテリー」です。
このコンパクトリチウムイオンバッテリーは、従来の円筒形電池に比べ小型・高出力・高容量化を実現します。そのため、車両への搭載性に優れ、電気自動車(EV)燃料電池車(FCEV)への適用が容易です。

各技術に関する詳細はこちらをご覧ください。

リチウムイオンのグローバル生産

国内では、日産とNECの合弁会社であるオートモーティブエナジーサプライ株式会社(AESC)の座間事業所で、「日産リーフ」に搭載されるリチウムイオンバッテリーの生産を開始しました。同事業所で1つのモジュールにセル4枚が組み込まれ、日産の追浜工場で48個のモジュールが1つのバッテリーパックに詰められて、車両に組み付けられます。追浜工場における「日産リーフ」の生産能力は、年間5万台です。

米国においても「日産リーフ」の生産準備に着手することを発表しています。テネシー州スマーナ工場は2012年後半より、年間15万台のEVの生産能力を備え、バッテリー工場では年間20万基のリチウムイオンバッテリーを生産します。また本格稼働時には、車両とバッテリー生産合わせて同地域に最大1,300名の雇用が創出されると見込まれています。

欧州においては、2012年より、英国サンダーランド工場でリチウムイオンバッテリーの生産を年間生産能力6万基規模で開始します。また同工場は、2013年前半より年間生産能力5万台の規模でEVの生産を行ないます。同工場の操業により、日産内には200名、また英国内のサプライチェーンにおいては600名の新たな雇用が創出されると見込まれています。

2015年にはルノー・日産アライアンスで、EV50万台、バッテリー50万基を1年間でグローバルに生産する予定です。

「4R」事業推進に向けて合弁会社を設立


「日産リーフ」が生み出す資源循環の輪

日産のEVに搭載される高性能リチウムイオンバッテリーは、EV用として通常の使われ方をする場合、5年後でも約80%の残存容量があり、クルマとして使用された後でも十分に二次利用することができます。

日産と住友商事株式会社は2010年9月、EVに使用されたバッテリーの二次利用の事業開発を行う合弁会社「フォーアールエナジー株式会社」を設立しました。再生可能なリチウムイオンバッテリーを「再利用(Reuse)、再販売(Resell)、再製品化(Refabricate)、リサイクル(Recycle)」することで有効活用し、さまざまな用途におけるエネルギー貯蔵ソリューションとして、新たな価値を生み出すことで、バッテリーの好循環サイクルを創出し、低炭素社会の実現に貢献していきます。

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