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燃料電池車

日産のFCEVには、これまで培ってきた電気自動車のリチウムイオン電池や強電システム、ハイブリッド車の制御技術、圧縮天然ガス車の高圧ガス貯蔵技術などを活かしています。
日産では、クルマとしての扱いやすさを維持しながら、環境性能、省エネルギー性能に優れたFCEVの実用化を目指し、開発に取り組んできました。2005年には、「X-TRAIL」でガソリン並みの走行距離および加速性能を実現するなど、FCEVの開発を続け、日本において限定リース販売を行っています。
さらに2010年代の早い時期には、日産独自の燃料電池スタックにさらなる改良を加えた次世代型FCEVを、北米および日本で発売する予定です。

  • ※燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle):水素と酸素からなる電気エネルギーが動力源。

FCEVの開発の歴史

日産の本格的なFCEV技術開発への取り組みは、2001年ルノーとともに850億円を投資する5年間の共同開発プロジェクトから始まりました。

1996年 FCEV技術開発に着手。
1999年5月 車両実験開始。
メタノール改質式燃料電池車「ルネッサ」による走行試験を開始。
2000年3月 米国での「California Fuel Cell Partnership(CaFCP)」に参加。
2001年4月 北米公道実験開始。
ルノーと共同で850億円を投資する5年間の共同開発プロジェクトをスタート。
「XTERRA」で北米カリフォルニア州サクラメントを拠点に公道走行実験を実施。

XTERRA
(高圧水素式)

2002年12月 国土交通大臣認定(日本)を取得した高圧水素式FCEV「X-TRAIL」で、日本国内での公道走行実験を開始。

X-TRAIL 02年モデル
(高圧水素式)

2003年12月 FCEV「X-TRAIL」03年モデルの限定リース販売を開始。
2004年3月にその第一号車をコスモ石油(株)、4月に神奈川県と
横浜市に納車。

X-TRAIL 03年モデル
(高圧水素式)

2005年12月 「X-TRAIL」05年モデルを発表。
自社開発の燃料電池スタックを搭載。
あわせて70MPaの高圧水素容器を搭載した車両も開発。

X-TRAIL 05年モデル
(高圧水素式)

2006年2月 カナダ公道実験開始。
70MPa高圧水素容器搭載車両での走行実験を開始。

X-TRAIL 05年モデル
(70MPa高圧水素容器搭載車両)

2008年8月 次世代型燃料電池スタックを発表。従来比2倍の出力密度を実現。

次世代型燃料電池スタック

世界初、日産の燃料電池車がハイヤーに


ハイヤー仕様 X−TRAIL

2007年2月、日産はFCEV「X-TRAIL」最新モデルを神奈川県都市交通公社株式会社にハイヤーとして納品。世界で初めてFCEVによるハイヤー営業を日本で開始しました。

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