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燃料電池車



新型燃料電池スタック(2011 年モデル)

水素と酸素からつくる電気をエネルギー源とする燃料電池車(FCEV)は、走行時に排出するのは水だけで、CO2や排出ガスを出さないもうひとつのゼロ・エミッション車です。FCEVは、自動車産業がより持続可能な輸送手段に取り組む中、バッテリー式電気自動車を補完するものと考えられます。日産のFCEVには、これまで培ってきたEVのリチウムイオンバッテリーや強電システム、ハイブリッド車の制御技術、圧縮天然ガス車の高圧ガス貯蔵技術などが生かされています。

2011年10月には、FCEV用の新型燃料電池スタックを公開しました。このモデルは、燃料電池セルを構成する膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)とセパレーター流路の改良を行い、出力密度を2005年モデルと比較して2.5倍と飛躍的に向上させ、1リッター当たり2.5キロワットを達成しています。2005年モデル比で白金使用量と部品種類をそれぞれ4分の1に削減、従来の半分以下となる大幅な小型化を実現したほか、燃料電池スタックのコストを6分の1にまで低減させています。

2013年には、ルノーとのアライアンスのもと、日産はダイムラー、フォードと燃料電池システムを共同開発する合意書に調印しました。また日本政府による水素ステーションの運営支援と協調し、2015年7月には、トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社とともに、水素供給ビジネスへの参入を決めたインフラ事業者に対して水素ステーションの運営にかかる経費の一部を支援することを発表。この支援の周知を図ることで、水素供給ビジネスへの新たな事業者の参入を促進しています。

<関連リリース>

FCEVの開発の歴史

日産の本格的なFCEV技術開発への取り組みは、2001年ルノーとともに850億円を投資する5年間の共同開発プロジェクトから始まりました。

2012年9月 パリモーターショーで「TeRRA(テラ)」 SUVコンセプトを公開。

「TeRRA(テラ)」

2008年8月 次世代型燃料電池スタックを発表。従来比2倍の出力密度を実現。

次世代型燃料電池スタック

2006年2月 カナダ公道実験開始。
70MPa高圧水素容器搭載車両での走行実験を開始。

X-TRAIL 05年モデル
(70MPa高圧水素容器搭載車両)

2005年12月 「X-TRAIL」05年モデルを発表。
自社開発の燃料電池スタックを搭載。
あわせて70MPaの高圧水素容器を搭載した車両も開発。
 
2003年12月 FCEV「X-TRAIL」03年モデルの限定リース販売を開始。
2004年3月にその第一号車をコスモ石油(株)、4月に神奈川県と
横浜市に納車。

X-TRAIL 03年モデル
(高圧水素式)

2002年12月 国土交通大臣認定(日本)を取得した高圧水素式FCEV「X-TRAIL」で、日本国内での公道走行実験を開始。

X-TRAIL 02年モデル
(高圧水素式)

2001年4月 北米公道実験開始。
ルノーと共同で850億円を投資する5年間の共同開発プロジェクトをスタート。
「XTERRA」で北米カリフォルニア州サクラメントを拠点に公道走行実験を実施。

XTERRA
(高圧水素式)

2000年3月 米国での「California Fuel Cell Partnership(CaFCP)」に参加。
1999年5月 車両実験開始。
メタノール改質式燃料電池車「ルネッサ」による走行試験を開始。
1996年 FCEV技術開発に着手。

世界初、日産の燃料電池車がハイヤーに


ハイヤー仕様 X−TRAIL

2007年2月、日産はFCEV「X-TRAIL」最新モデルを神奈川県都市交通公社株式会社にハイヤーとして納品し、世界で初めてFCEVによるハイヤー営業を日本で開始しました。

燃料電池車ハイヤーに関しての詳細は、こちらをご覧ください。

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