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長期目標とロードマップ


CO2排出量削減のシナリオ

気候システムを安定化させるには、地球の平均気温の上昇を2℃以内に抑える必要があるとの気候変動条約の前提に基づき、日産は新車のCO2排出量(Well to Wheel)を2050年までに2000年比で90%削減する必要があると試算しています。

90%削減を実現するためには、短期的には内燃機関のさらなる向上、長期的には電気自動車、燃料電池車といった電動車両の普及と、これらの電動化技術に再生可能なエネルギーを利用していくことが必要であると考え、日産はこの長期的シナリオを基本に技術開発を強化しています。具体的には、100%電気で走るゼロ・エミッション車の開発・普及を目指す「ゼロ・エミッション」と、エンジン搭載車の燃費向上のための技術を開発し、市場へ投入することでCO2低減を図る「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」という2つの取り組みを推進しています。

  • ※ Well to Wheel : 1次エネルギーの採掘から車両走行による消費までに発生するCO2排出総量。クルマからのCO2排出量は、石油の採掘から精製、お客さまへの燃料供給に至るプロセス(Well to Tank)も含めて削減する必要があり、自動車メーカーが関与しない排出量も含まれています

内燃機関のさらなる向上

成熟市場の回復と新興国市場の拡大に伴い、クルマの需要は今後も継続して拡大していくことが見込まれています。このような状況の中、環境も考慮し持続可能な社会を構築していくには、エンジン搭載車の燃費を究極にまで高めていく必要があります。日産は「リチウムイオンバッテリー」「インテリジェントデュアルクラッチコントロールハイブリッド」「エクストロニックCVT(無段変速機)」の3つをコア技術と位置づけ、車室内空間、用途、価格を考慮しながらクルマに最適な低燃費技術を採用し市場に投入することで、運転する楽しさや使いやすさを損なうことなく燃料消費量やCO2排出量を削減していきます。

ハイブリッド車


「フーガ ハイブリッド」

エンジンと電気モーターを組み合わせて走行するハイブリッド車は、燃費を改善し、CO2排出量を大幅に削減することが可能です。日産は駆動用・回生用を兼ねる1つのモーターに、エンジンとトランスミッションを2つのクラッチでダイレクトに接続した「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」に、高出力のリチウムイオンバッテリーを組み合わせた独自のハイブリッドシステムを開発、燃費性能とダイレクト感のある走りを実現しています。

電気自動車


電気自動車 「日産リーフ」

100%電気自動車「日産リーフ」は、走行中にCO2などの排出ガスを一切出さないゼロ・エミッション車です。2010年の発売以来、リチウムイオンバッテリーと電気モーターの搭載による力強く滑らかな加速性能、あらゆる速度域で高級車のような静粛性能、優れた重量バランスによる高い操縦安定性を実現させた今までにない運転感覚が、お客さまから高い評価をいただいています。

今後、100%電気商用車「e-NV200」やインフィニティ・ブランドのラグジュアリー・モデルなどを追加し、「日産リーフ」を含むEV4車種を市場に投入していきます。

燃料電池車


燃料電池車05年モデル(日本市場)

燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)は、水と酸素からつくる電気をエネルギー源として走り、走行時に排出するのは水だけで、CO2や排出ガスを出さないもうひとつのゼロ・エミッション車です。

日産はこれまでに培ったさまざまな技術(電気自動車のリチウムイオン電池や強電システム技術、ハイブリッド車の制御技術、圧縮天然ガス車の高圧ガス貯蔵技術など)を活かし、クルマとしての扱い易さを維持しながら、環境性能、省エネルギー性能に優れたFCEVの実用化を目指しています。

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