日産は、早くから排出ガスのクリーン化に注力し、@よりきれいな燃焼を行うための技術改善や、A排出ガスを浄化するための触媒などの開発、B燃料タンクから蒸発するガソリン蒸発ガス対応など、幅広く技術開発に取り組んできました。そして、高いレベルでのクリーン化を実現するクルマを商品化し、普及に努めています。
進化を続ける低排出ガス車
米国で1970年に制定された大気清浄法改正法案(マスキー法)に適合することに始まり、日産はいち早く規制に適合するクルマを提供してきました。現在最もクリーンなガソリン車(U-LEV※1およびSU-LEV※2)の排出ガスレベルは、1970年当初の規制に対して、1/100〜1/250のレベルに達しています。
- ※1 U-LEV:Ultra Low Emission Vehicleの略。平成17年排出ガス規制値より、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)の排出量を50%低減したクルマ。
- ※2 SU-LEV:Super Ultra Low Emission Vehicleの略。平成17年排出ガス規制値より、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)の排出量を75%低減したクルマ。
クリーンディーゼル車の投入
排出ガスのクリーン化が求められるディーゼルエンジンでは、黒煙等の粒子状物質(パーティキュレート)を捕集・除去するディーゼルパーティーキュレートフィルター、NOx吸着触媒、酸化触媒などの搭載技術により、将来規制を早期にクリアするクリーンディーゼル車を投入していきます。
2007年には欧州においてEURO4規制に対応するクリーンディーゼルエンジンを「キャシュカイ」から搭載し始めています。2008年秋には日本において2009年10月から施行される新しい排出ガス規制「ポス ト新長期規制」に適合するクリーンディーゼル車「X−TRAIL」を発売。そして2010年度には、北米、中国へと、販売する国や地域を順次拡大していく予定です。


