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触媒・燃料技術

普及を見据えた排出ガス清浄化技術

超低貴金属触媒
超低貴金属触媒

高い清浄化効果とコスト高を抑える工夫をした技術のひとつに、SU-LEV(「平成17年基準排出ガス75%低減レベル)の認定を受けているクルマに使われている「低ヒートマス担体触媒」があります。
触媒は排出ガスを浄化する装置で、一定温度以上になって初めて清浄化機能が働きます。そこで、この「低ヒートマス担体触媒」では、触媒担体の壁の厚さを超薄肉化し、触媒の温度上昇を早め、触媒が活性するまでの時間を大幅に短縮させています。
また、触媒は白金系の金属を使用しており、多く使用すれば排出ガスはよりきれいになりますが、コスト高になるというジレンマがあります。そこで、少量で最大限の清浄化効果を発揮させるために、ハニカム構造を採用。より表面積を増やす工夫をしています。
さらに、2007年8月には、触媒中の構造をナノレベルで見直し、貴金属量を従来の50%に削減したガソリン車用の新触媒を開発、2008年11月に発売した新型キューブに採用しました。触媒の金属使用量を減らすことは、エミッションのクリーン化とコストの両立に寄与するだけでなく、資源枯渇問題への対応にも繋がると考えられ、今後も積極的に研究開発を推進していきます。

ディーゼル車の排出ガス清浄化

日産は、ディーゼル車においてもさらなるクリーン化を目指しています。燃料を効率よく燃やす「コモンレール燃料噴射システム」を搭載したディーゼルエンジンや、フィルターで黒煙を捕集・酸化除去する「触媒付自己再生型のDPFシステム(ディーゼル微粒子除去装置)」などの開発を進めることにより、国内のディーゼル新長期規制への対応を進めています。さらに、Noxを低減するリーンノックストラップ触媒を採用することで、平成21年排出ガス規制への対応を目指しています。
2004年6月には、「超低PM排出ディーゼル車」の認定を受けたキャブオーバー型トラック「アトラス20」を、2006年5月には「アトラス20」ハイブリッドモデルを市場に投入しました。

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