日産グローバルTOP
印刷する 閉じる
活動レポート
日産デザイン オフサイトインターンシップ 2006年度 第1回ロングタームプログラム最終プレゼンテーションレポート(2006/09/21)
プロフェッショナルなカーデザインを体感!

6月17日より始まった第1回ロングタームプログラム。学生の皆さんには、約2ヶ月の間、「将来の新しいクルマをデザイン提案する」という課題に取り組んで頂きました。学校に通いながらインターンシップに参加することがロングタームプログラムの特徴のひとつですが、皆さん学業に忙しいなか、時間を見つけて精力的に参加して頂きました。そして8月11日の最終プレゼンテーションでは、2ヶ月間、努力してきたことの集大成を発表してもらいました。



第1回ロングタームプログラムを振り返って

未来のお客さまを考える---コンセプトメイキング

将来のクルマを創造する第一歩は、未来のお客さま像を明確にすることです。学生の皆さんにもプロと同じように、未来のお客さま像について深く考えてもらいました。
未来のお客さまはどんな生活をしているんだろう?生活のなかで、どんな気持ちになる瞬間を求めているんだろう?そんなお客さまが欲しいクルマはどんなクルマだろう?
このように、情報を集めて分析したり、自分の経験・体験から推論したりと、各々の発想方法で個性的な未来像が生みだされました。



アイデア、カタチを広げる---スケッチ展開



想像した未来のお客さま像、そしてそのライフスタイルや価値観。イメージができてくると、次はそれを具体的なアイデア、カタチに変換していきます。
カタチは「Emotion(情感)」から導き出されるもの。情感をいかにカタチに込めるか…納得できる答えにたどり着くために、学生の皆さんはさまざまなアイデア出し、何十枚ものスケッチを描きました。
はじめはコンセプトをどうカタチにしたらよいか、スケッチをどう描いたらよいかとまどっていた学生の皆さんも、並み居る経験豊かなプロのデザイナーたちから指導を受けることで、見違えるほど表現力が向上しました。

現実のものにする---モデリング体験

今回の第1回ロングタームプログラムでは、カーデザインの仕事の流れを理解するために、3Dデジタルモデリングとクレイモデリングを盛り込みました。たとえば、自分の考えたクルマを仮想空間の中でつくったり、小さなクレイモデルをつくるなど、実際のモデリングを学生の皆さんに体験して頂いたのです。
これにより、「こんなカタチにしたい」という想いを実際の立体にする難しさとその楽しさを実感して頂くことができました。また、一度立体をつくってみることが、最後に提案する絵(=レンダリング)をよりよくすることにもつながりました。




最終プレゼンテーション

「5分間」。これが、1人1人に与えられた発表の時間です。約2ヶ月かけてクリエイトしてきたそれぞれの将来のクルマ像をこの短い時間で伝えなければなりません。
デザイン提案する相手は、プロの現場と同じく、車種別のデザイン開発責任を担う「プロダクトチーフデザイナー」です。そんなプロでも緊張してしまうような場ではありましたが、皆さんの発表は個性的で自信あふれる堂々としたものでした。また、プロダクトチーフデザイナーからの質問、意見に対してもしっかりとした受け答えができていて、この2ヶ月間、講師を務めたデザイナーたちをも驚かせました。



最終プレゼンテーションが終わった後に、オフサイトインターンシップスタジオに訪れた中村史郎常務執行役員。1人1人の作品をじっくり見て、それぞれにアドバイスをしていました。
日産のプロのデザイナーでも、中村常務執行役員に直接デザインの批評を受けることはそう多くありません。学生の皆さんにとっては貴重な体験になったと思います。このオフサイトインターンシップに参加したことで、今後「カーデザイナーになりたい!」という情熱をもって努力を続けて欲しい、さらに、周りの人たちにもいい影響を与えて欲しい…日産自動車はそんな想いを抱いて、第1回ロングタームプログラムの皆さんを見送りました。



「日産デザイン オフサイトインターンシップ」
「日産デザイン オフサイトインターンシップ」は、現場のカーデザインに触れる機会を持ちたいという学生を公募し、日本のモノづくりのDNAを受け継ぐ若いデザイナーを育成していくことを目的にスタートしたインターンシップ・プログラムです。中目黒に自社のデザインスタジオと同等の設備環境を用意し、日産の現役カーデザイナーを講師として、実践的なプログラムを実施しています。
日産デザイン オフサイトインターンシップ





  日産グローバル