![]() 日産自動車は、2007年7月、神奈川県の小学校を対象に、新しい社会貢献活動として、「日産モノづくりキャラバン」をスタートさせました。 |
「日産モノづくりキャラバン」は、同社の製造業としての強みを十分に活かした、同社オリジナルの教育プログラムで、未来を担う次世代の子どもたちに「モノづくりの楽しさ」や、効率良く品質の高い生産を行うための創意工夫を実感してもらう体験型教育支援プログラム。工場見学とは一味違う製造業の現場体験を提供します。 |
![]() 授業は全体で90分、二部構成となっており、第一部では、組立おもちゃ(ブロック)を使った擬似組立体験と工程改善を体験します。生徒たちは7名から8名のグループに分かれ、それぞれ組立、物流、検査、時間計測という役割を担い、2台の車を作ります。最初はみんな緊張しているのか、おとなしく、決められた作業をこなしていきます。1回目の結果をみんなで見ながら、インストラクターが「どのようにしたらもっと早くつくれるかなぁ?」生徒たちに呼びかけたところ、ある生徒から、「手が空いた人が部品を事前に組み立ててしておいたら早く造れる」、「部品をあらかじめ整理しておけば取り掛かりやすい」などの提案が次々にあげられます。それらを実際に2回目に反映させ再度組み立てます。1回目より2回目のほうが早くうまく造れ、皆、拍手喝采です。この体験を通じて、創意工夫(カイゼン)することが効率的な生産にとても大事なことであることを子供達に身を持って気づいてもらうのです。 |
![]() 第二部では、工場で実際に使用している機材や技能教育用に使用している教材を教室に持ち込み、現場熟練社員の指導の元、モノづくり体験をしてもらいます。トルクレンチやインパクトレンチを使った組み付け作業を体験したり、現場で使われている保護具をつけた「安全第一君」(マネキン)を触ったりします。また、木製のパズルで指先の作業の速さを競い合うなど、いつもの教室で生徒全員が様々なモノづくりに触れていきます。そしてエキスパートのインパクトレンチによるボルト締め付け実演。その見事な手さばきに思わず生徒たちからは拍手が起こりました。その後今日学んだことを振り返り、終了となりました。あっという間の90分でした。 |
![]() 受け入れ校の立野小学校の大内美智子校長先生は、「具体的に製造業における改善の大切さがわかりやすく理解でき、生徒たちには良い経験になった」と、本授業の意義を高く評価してくれました。本プログラムをリードしてきた同社副会長の高橋忠生は、「モノづくりで大切となるチームワークや、いいものをつくるという思いを学んで欲しい。企業はグローバルになっているが、地域社会との密接な連携も大事にしていきたい」と述べ、今後も継続的に本プログラムを行っていくことを強調しました。 |
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