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活動レポート
こどもの城で「第14回ニッサンゆかいな絵本と童話展」を開催(2006/03/25-04/05)
子どもも大人も、"絵本の世界"を体感
〜第14回ニッサンゆかいな絵本と童話展〜
INTERVIEW 日産自動車デザイン本部・設楽陽一さん

子どもたちの「遊ぶ力」引き出す環境を

<プロフィール>
日産自動車のデザイン本部にて、クルマのデザインをする際に必要となる設備の調達を行っている。「ニッサンゆかいな絵本と童話展」には第一回目当初から関わっているほか、日産自動車のさまざまな社会貢献活動を立ち上げてきた仕掛け人でもある。


Q:

「ニッサンゆかいな絵本と童話展」には立ち上げ当初から関わっているとのことですが、本イベントはどのようにして始まったのですか?

A:

そもそもは、私の通っている日産自動車の「テクニカルセンター」というところにある展示ホールに、「ニッサン童話と絵本のグランプリ」入賞作品の原画を飾ろう、ということから始まったんです。クルマのモデルやエンジンだけ飾っているのでは面白くないということで(笑)。そういった形で2回ほど展示会を行ったところ、だんだん社内でも知られるようになり、規模が大きくなってきたんですね。こどもの城さんにご協力いただくようになったのが、1992年のことです。


Q:

では、当初は今のように、廃材を使った作品づくりなどはなかったわけですね。

A:

そうです。私は工場で用済みになった資材についても管理をしているのですが、これを全部ゴミにしてしまうのはもったいないなあ、と常々感じていました。どうにか利用できないかと、あれこれ考えていたなかで、このイベントで活用してもらえないか、と思いついたのです。

Q:

イベントではそれらの廃材を利用した作品が展示されているのですが、ご覧になって、どう感じられますか?

A:

用済みの資材がこんな素晴らしい作品になるなんて、青木さんはまるで魔法使いみたいですね(笑)。また、ワークショップに参加する子どもたちを見て、いつもびっくりします。小さな資材のかけら二つか三つで、いつまでも遊ぶことができるんです。子どもの持つ想像力はすごいと感じます。大人は、子どもがその想像力を発揮できるような環境を用意してあげるのが大切だと思います。

Q:

資材を提供する際、気を付けていることはどんなことですか?

A:

やはり、作品を制作する作家さんや子どもたちがケガをしないよう、安全なものを選ぶようにしています。またさわっても汚れないよう、きれいにしてからお渡ししています。
そのほか、ときには廃材以外のものを使っていただくこともあります。テクニカルセンターの周囲は自然が豊かで、よくどんぐりの実が落ちているんですよ。今回は無理だったのですが、仕事の合間を見てどんぐりを拾っておいて、洗ってから青木さんにお渡しするんです。子どもたちはどんぐりが大好きで、とても喜んでいると聞いています。

Q:

今の子どもにはどんぐりも珍しいでしょうね。

A:

身のまわりの自然で遊ぶ力は、子どもたちに本来備わっています。ですが、現代の子どもには十分な環境が与えられていないので可哀想です。何とかしたいと思いまして、自宅の近くにある区画を自治体から借りて、昔あったような小川をつくっているところなんですよ。私たちの子供の頃は、小川でザリガニを取ったり、水遊びをしたりして遊んでいました。あの楽しかった気持ちを、今の子どもたちにも感じてもらえたら嬉しいなと思って始めたことです。

Q:

すべて自発的にやっていらっしゃるなんて、素晴らしいですね。

A:

誰かに言われてとか、会社の命令だから、という理由で始めたことは続かないものです。日産の社会貢献活動には、社員が自発的に始めたものもたくさんありますよ。また、「社会貢献活動」なんていうと仰々しいですが、子どもたちが本当に楽しそうに、いきいきとした表情で遊んでいる、それだけで、私たちのやっていることには意味があると思います。

Q:

今後は「ニッサンゆかいな絵本と童話展」をどのように支えていきたいですか?

A:

今後といっても、会社のほうはあと1年で定年なんですよ。だから、小川づくりのほうも、時間があるぶん、今よりもっと作業が早く進むでしょう。イベントのほうも、次回からはボランティアとしてこどもの城に現れるかもしれませんね(笑)。








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