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活動レポート
こどもの城で「第14回ニッサンゆかいな絵本と童話展」を開催(2006/03/25-04/05)
子どもも大人も、"絵本の世界"を体感
〜第14回ニッサンゆかいな絵本と童話展〜
INTERVIEW 童画家・青木貴子さん

"つくる"楽しみ見つけてほしい

<プロフィール>
2002年、「第18回ニッサン童話と絵本のグランプリ」で大賞を受賞したことがきっかけで、プロの童画家として活動。油彩や水彩だけでなく、紙によるコラージュその他、さまざまな材料を使っての制作を得意とする。「ニッサンゆかいな絵本と童話展」でご協力いただくのは今回で3回目。


Q:

「ニッサンゆかいな絵本と童話展」にご協力いただくことになったきっかけは?

A:

日産自動車の開催した祝賀パーティで、イベント主催者の土肥さんから声をかけてもらいました。お話を聞いたとき「すごく面白そう!」と思ったんです。本来なら捨てられるはずの廃材を活用して、作品をつくるというところに惹かれました。


Q:

このイベントでは、ほかの方の作品をテーマに、ご自分の作品をつくることになるわけですが、その点で難しさはありませんか?

A:

そうですね。まずテーマとなる絵本を読み、イメージをふくらませていくのですが、自分一人で考えていて、いきづまったときには、土肥さんや、日産自動車のスタッフの方々に相談するんです。皆さんと、わきあいあいと話しているなかで、新しくアイディアが生まれてくることがあります。それに、「自由にやってください」と言ってもらっているので、その点ではすごく楽です。
また今回は、制作の直前にスペインに旅行してきたので、頭の中が「スペイン」になっていましたね(笑)。作品にも、スペインの街や「みち」のイメージがあちこちに出てきています。

Q:

やりがいはどんなところにありますか?

A:

やはり、「廃材を利用する」ということです。作品に使う廃材というのは主にクルマの内装のシートなんですが、落ち着いた色合いのものが多いので、できあがる作品もなんとなく地味になってしまいがちです。だから、ペンキや色つきのガムテープ、ひもなどを駆使して、楽しい雰囲気になるよう配慮します。このように、限られた条件のなかで、頭を使ってアイディアをひねりだし、いかにいいものをつくれるか、ということが試されるので、クリエイターとしてとてもやりがいがあります。

Q:

今回、イベントの様子を見ていかがでしたか?

A:

とても驚いたのが、ワークショップの作品が通路のほうまであふれてしまっていたことです。このイベントでは、来場される方も作品づくりに参加できるんですよ。私の絵の下のところが空白になっていて、来場者がワークショップでつくる作品を付け加えていくという仕組みです。今回たくさんの作品が私の絵のまわりだけでなく、会場全体に広がっていたのを見て、圧倒されました。
また、子どもたちが本当に楽しそうに、目をキラキラさせながら作品をつくっていたのを見て「いいなあ」と思いました。子どもの頃って、小さなことでいきいきとできるんですよね。その気持ちを大人になっても忘れないでほしいですね。

Q:

イベントを通じて、どんなことを伝えたいですか?

A:

自分の手でつくるということを楽しんでほしいです。モノがあふれている時代ですから、既成品が何でも手に入ります。でも、お金を出して買うのではなく、自分でつくったもので遊ぶ、つくることそのものを楽しむ、ということが、想像力を育てるんじゃないかと思います。
日産自動車のカルロス・ゴーンさんがいつかコメントしていたように「絵本とは、動かない絵を、自分の想像力で動かして楽しむもの」です。そういった絵本の世界を、私の作品を通じて感じてもらえればと思います。

Q:

イベントを主催している日産自動車や、日産自動車の行っている社会貢献活動について、感じていることをお聞かせください。

A:

素晴らしいと思います。「ニッサン童話と絵本のグランプリ」では、新たな作家を育てるという目的を持っていらっしゃいます。また、今回のイベントは、若手の作家に作品を発表する機会を与えたり、子どもたちの想像力を養うという役割を果たしています。これからも続けていってほしいと思います。







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