NISSAN NISSSAN PRESS RELEASE
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2000年10月30日

 

日産自動車、過去10年間で最高の連結営業利益及び当期利益見込みを発表

 

日産自動車は本日、2000年度中間期の決算見込み、及び同年度通期の業績予想の上方修正を発表した。同中間期の連結営業利益は1,366億円(12.6億USドル)に達し、売上高営業利益率は4.5%となり、これらは過去10年間での最高値となる。このことは、同社が全社を挙げて取り組んでいる日産リバイバル・プラン(以下、NRP)が軌道に乗り、予想以上の成果を収めると共に、そのコミットメントが着実に実現されていることを示すものである。

この予想数値は、同社の2000年度中間期の業績予想、及び通期の業績予想の修正として東京証券取引所に報告されている。尚、同社では2000年度中間期の正式な決算発表を11月20日に予定している。

「今回発表した数値は暫定的なものであるが、日産の過去10年間で最高のものであり、昨年の中間期実績の2倍以上の数字となっている。そして、これはまだほんの始まりに過ぎないと言えるだろう。」と日産のカルロス ゴーン社長は語っている。

本中間期の売上高は販売台数の増にもかかわらず、円高の影響を受け、昨年度中間期とほぼ同程度の3兆500億円(282.4億USドル)に留まっている。同社の連結経常利益は全世界の各拠点の業績改善を反映し1,335億円(12.4億USドル)に達するとしている。又、中間期における特別利益等は396億円(3.7億USドル)、税引き後当期利益は1,702億円(15.8億USドル)を見込んでいる。

同社は2000年度通期の業績予想については、今回営業利益で当初予想のほぼ2倍の2,200億円(20.4億USドル)、税引後当期利益で2,500億円(23.1億USドル)と大幅な上方修正を行っている。

中間期の予想を上回る実績は、特に購買分野での大幅なコストの削減、及び世界の各市場における高収益車種を中心とした販売増によるものである。

昨年10月18日に発表されたNRPは、売上増による利益確保を前提としていないにもかかわらず、全世界での小売り販売台数は、昨年同期比5.7%増の133万7千台に達している。

今回発表された中間期の数値には、為替悪化によるマイナス影響900億円(8.3億USドル)、及び厳しい市場環境や規制への対応コスト320億円(3.0億USドル)が反映されている。一方、購買分野、及び販売・一般管理費でのコスト削減などの増益要因は合計で1,920億円(17.8億USドル)となり、上記の減益要因を十二分にカバーしている。

加えて、世界の各市場での総販売台数の増加による利益貢献は40億円(0.4億USドル)となっている。北米、欧州、及びその他の海外市場における販売台数増と車種構成の改善と合わせた増益要因は、当初より予想されていた日本市場における販売不振をカバーするものとなっている。

今年度の最初の6ヶ月で2,000億円(18.5億USドル)の負債の削減を図ったため、自動車事業における実質有利子負債残高は1兆1,500億円(106.5億USドル)となり、今年度末時点の当初予想値を既に1,000億円(9.3億USドル)下回る改善となる。又、その他のNRPの進捗については、ゴーン社長は会見において説明を行うとしている。

NRPではその大きな柱として3年間に22車種の新車を投入するという積極的なグローバルでの商品投入計画を掲げている。この内の2車種は「ブルーバード シルフィ」及び新型SUVの「X-TRAIL(エクストレイル)」として日本市場向けに投入されている。日産自動車では、設備投資は売上高比5%をガイドラインとし、その投資の内60%を新商品、新技術への投資に充てるとしている。

NRPに沿って日本国内の生産集約計画が順調に進んでいる一方で、北米や欧州での需要増加に対応し且つ為替変動によるリスクを軽減するため生産工場の稼働率の適正化に取り組んでいる。又、日産自動車では、既に発表済みのフルサイズ・ピックアップトラック、SUV、新世代ミニバンに関連し、近いうちに北米での生産戦略を発表するとしている。

中間期の業績見込みが予想を上回るものであるにもかかわらず、ゴーン社長はこれまでに予想していた多くのリスクが依然として存在するとしている。下半期における主なリスクとして、引き続くユーロ安や、エネルギー及び貴金属の価格上昇を挙げている。さらに、同社は、今年度の米国市場について全需が1.1%減少すると予想を見直したが、ゴーン社長は全需は予想より早く下降し、より厳しくなる可能性があるとの見方を示した。

一方で、ゴーン社長は、機会としてルノーとのアライアンスによるシナジーの創出、又NRPの継続的で力強い推進などによる成果が期待できるとしている。「2000年度上半期は大きな前進をした。しかしこれは我々の目標へ向けてのほんの第一歩に過ぎない。この最初の一歩は我々日産の全ての人々を大いにやる気にさせる。励ましになる。」とゴーン社長は語っている。

日産自動車では、日産リバイバル・プランにおいて、2000年度の連結当期利益の黒字化、2002年までに自動車事業関連有利子負債の7,000億円(64.8億USドル、73.7億ユーロ)以下への削減、2002年度の売上高営業利益率4.5%以上をコミットメント(必達目標)としている。

2000年度は、相当の利益を出すことができるだろう。我々は今日、負債削減と売上高営業利益率に関するコミットメントを共に達成することができるという確信を持つに至った。我々は、我々だけでなく皆さんもが誇りに思い信頼できる日本のエッセンスを備えたグローバルな企業になることを目指している。」と、日産自動車のゴーン社長は抱負を語っている。

 

注)本発表におけるUSドルでの金額表示は2000年9月30日時点のレートの近似値(1USドル=108円)を換算レートとする。

 

以上


<00年9月期業績予想参考資料>(連結)


<00年9月期業績予想参考資料>(単独)

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