NISSAN NISSSAN PRESS RELEASE
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1999年12月21日

 

日産、ルノー 欧州における販売協力体制の構築へ

 

 日産自動車とルノーは、12月21日(欧州時間)、提携によるグローバルなシナジー効果を創出していくための新たな段階として、両社の欧州における販売及び配給組織の連携に関する戦略を発表した。
 両社は、全欧州、及び各国レベルでの販売・マーケティング活動においてシナジー効果の最大化を狙い、まず欧州主要市場におけるディーラー網に対して、共通のハブ戦略を導入する。欧州におけるルノーの強力なプレゼンスをベースにしたこの協力は、両社の市場競争力を高めるための大きな意味を持つ一歩といえる。

 この戦略により、日産は欧州において同社の約4倍の市場シェアを持つルノーとの提携から享受する利益を最大限に活かすことができる(1999年の欧州市場シェアはルノー 11.3%、日産 2.9%)。全欧州地域、及び各国レベルにおいて、両社の各々独立した販売・マーケティング組織は、ルノーの既存組織を利用したサポート機能を共用することとなる。これにより、両社共に各々のブランドのメリットをお客様に提供できるように、販売資源を集中できることとなる。
 この新しい体制への移行に関する詳細検討は、来年4月末までに意思決定を行うため、労働協議会などに適宜報告される予定である。

 10月に発表した通り、日産とルノーは共通ハブというコンセプトによってディーラー組織を構築する。
 このコンセプトは中核となるハブディーラーが、日産、ルノー双方の複数のディーラーが担当するより広範な販売地域をコントロールするものである。各地域の状況に応じ、既存の日産、又はルノーのディーラー、あるいは新しいパートナーがハブディーラーを運営する。
 このコンセプトにより、配給コストの低減に加え、販売・アフターセールスにおけるお客様へのサービスの向上を実現する。

 欧州各国の販売会社レベルでは、両社の経理・財務、一般管理等の「バックオフィス」を共用化する前提で、両社がそれぞれのブランドを明確に区別しながら、一つの経営組織で企業活動を行うか、又は別々の経営組織で企業活動を行うかという二つの可能性について検討する。
 さらに、経営管理、トレーニング、マーケットリサーチなどのサポート分野を共用化するための最適な方法を検討する。また、部品・車両の物流についても共用化を図る。

 全欧州レベルでは、両ブランドの差異化に影響しない分野での共用化について、最も効率的で集約化された枠組みを検討する。具体的には、ブランドに関係しない分野の販売・マーケティング活動、経理・財務、情報システム、物流などについての検討が進められる。

 これらの取り組みは各国のディーラーレベルから、全欧州レベルでの統括機能に至るまで、すべてのプロセスを綿密に検討し、両社のシェア及び収益の極大化を図るために行うものである。
 この新しい連携により、ルノーは、お客様へのサービスを向上させ、配給コストも削減させることができる。

 今後の検討結果が高い販売効率と配給コストの低減をもたらし、日産は欧州においてブランドのさらなる発展と利益ある成長に向けて経営資源を集中することができる。
 ルノーの欧州における大きなプレゼンスを基盤にした、今回の欧州における販売面での協力により、日産の欧州における更なる発展が可能となり、その結果、提携による日産・ルノー連合は欧州自動車業界において一層強固な地位を獲得することになる。
 日産、ルノーは欧州市場において両社合計で中期的には17%以上のシェア獲得を目標としている。

 この発表は、2週間前に行われたルノーのメキシコ市場への再参入に関する発表に続くものである。メキシコでは、日産の工場でルノー車が2モデル生産されることになり、それらは主として日産の既存ディーラー網から選定されたルノーのディーラー網を通じて販売される予定である。
 日産及びルノーは、今後もそれぞれの市場における両社のプレゼンスと組織を最大限に活用し、グローバルな規模でそれぞれの事業を拡大、強化していくこととしている。

 

以 上

 

* 本件、欧州において現地時間 12月21日に同時発表されたものです。



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