NISSAN NISSSAN PRESS RELEASE
印刷する
閉じる

                         
1999年1月1日
                            日産自動車株式会社
                           取締役社長 塙 義一

1999年 年頭のご挨拶

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

98年の自動車業界は、グローバルな企業間競争の進展に伴い国境を越えた提携や合併も加速し、事業環境は大きく変化しました。
こうした情勢の中で、当社は昨年5月に「グローバル事業革新」を策定しました。これは、企業体質を根本から見直すことで強固な事業基盤をつくり上げ、グローバル企業に求められる適正な利益の確保と財務体質の改善を目指すものです。

この目標に向け、「商品戦略の革新」、「国内販売の革新」、「米国事業の再建」、「生産性向上とコスト競争力の強化」、「財務体質の強化」などの課題を掲げ鋭意取り組んでおりますが、それぞれの課題について、98年度の目標は概ね達成できるものと考えております。今後も、「グローバル事業革新」に掲げた計画の達成スピードの加速化に加え、追加方策と新規アイテムも検討し実効に繋げて参ります。

そして本年は、更に厳しくなると予測される事業環境の変化に先手を打って立ち向かうと同時に、将来の飛躍に向けて着実な一歩を踏み出す年にしたいと考えております。
そのため企業スローガンも、「クルマのよろこびを。」に改めることと致しました。これは、お客様によろこびを提供できるようなクルマづくりや販売、サービスを目指すという決意の表明です。

本年は国内で合計9車種の新型車を発売する計画です。国内販売の体制も4月1日より2商品体系に移行し、お客様の利便性を高めて参ります。加えて、新業態店舗として「カレスト座間」を開設するなど、販売の革新にも積極的に取り組みます。
また、米国でもこの1月より北米日産(統括会社)と米国日産(販売会社)を統合し、市場動向に即応できる効率的事業運営が可能な体制とします。新型車の投入も、乗用車や新型SUVなど合計4車種を計画しており、連結収益の柱としての地位を早期に回復させたいと考えております。
欧州をはじめその他の地域でも、安定的な事業基盤をつくるべく引き続き取り組んで参ります。

更に、当社の強みである技術開発力を一層強固なものとし、将来も競争力を保つ拠り所とすべく、特に環境、安全そしてITSの分野には資源を集中して取り組みます。これらの取り組みは、クルマが利便性や快適性などの本来の魅力を保ちながら地球環境や社会と調和のとれる存在であり続けるために、自動車メーカーが果たすべき責務でもあります。当社では、今後も技術力、提案力を更に高めて、革新的なクルマづくりに挑み続けます。そして21世紀のクルマ社会に新しい価値が創造できる企業として、確たる地位を築いて参りたいと思います。

皆様方には、当社に対しこれまで以上のご支援をお願い申し上げまして、年頭のご挨拶とさせて頂きます。      
                                
以  上                                          

Copyright(C) 2004 Nissan Motor Co., Ltd, All rights reserved. NISSAN